【2025年最新版】玉掛け能力向上教育とは?対象者・講習内容・受講の流れ・費用まで徹底解説!

2025/04/04

    【2025年最新版】玉掛け能力向上教育とは?対象者・講習内容・受講の流れ・費用まで徹底解説!


    クレーン作業で欠かせない「玉掛け作業」。
    フックのかけ方ひとつ、合図のタイミングひとつで、重大な事故や資材の破損につながることもあります。

    そこで重要になるのが、**現場経験者を対象とした「玉掛け能力向上教育」**です。
    基本的な技能だけでなく、より高度な判断力・応用力を身につけ、安全で効率的な作業を行うためのステップアップ教育です。

    本記事では、玉掛け能力向上教育の概要、対象者、カリキュラム、受講の流れ、費用、そしてよくある質問までを徹底的に解説します。


    玉掛け能力向上教育とは?

    「玉掛け能力向上教育」は、玉掛け技能講習修了者を対象にした安全衛生教育です。
    義務ではないものの、現場での安全性向上と技術のレベルアップを目的として、多くの企業が導入を進めています。

    教育の目的

    • 応用的な吊り方、重量物の取り扱いの精度向上
    • 現場でのリーダー的役割を担える判断力の習得
    • 労働災害の未然防止と安全意識の向上
    • クレーン作業におけるチームワークの強化

    対象者

    以下のような方が対象となります。

    • 玉掛け技能講習修了証を保有している方
    • 実務経験が1年以上ある現場作業者
    • クレーン作業の安全管理を任される立場にある方
    • 新人への指導を行うリーダークラスの作業者

    ※初心者向けではなく、すでに玉掛け資格を取得している作業者向けの「スキルアップ教育」です。


    教育内容(カリキュラム)

    教育は一般的に**1日(6時間程度)**の座学と実技で構成されます。

    カリキュラムの一例

    教育項目内容・ポイント
    玉掛け作業における災害事例事故の要因分析と再発防止策の学習
    吊り荷の重心・バランス複雑な形状の荷物を安全に吊る方法
    玉掛け用具の点検と選定方法ロープ・シャックルなどの劣化見極め方
    合図・連携の精度向上合図の統一と現場での意思疎通トレーニング
    実技(模擬吊り作業)応用的な吊り作業、手順確認、安全確認など

    教育機関によっては、実際のクレーンを使用して模擬作業を行う場合もあります。


    修了証について

    受講修了後には、**「玉掛け能力向上教育 修了証」**が交付されます。

    • 会社によっては、受講者を「安全推進リーダー」として位置づける例も
    • 修了証は社内資格として評価されるケースが多数
    • 紛失時は再発行対応可(教育機関による)

    受講の流れ

    1. 申込み:各教育機関のWebサイト・電話・FAXで受付
    2. 日程と会場の選択:各地で定期開催されている講習から選択
    3. 受講料の支払い:クレジット・振込・請求書対応
    4. 受講当日:座学+実技で構成されたカリキュラムを受講
    5. 修了証発行:受講完了後、当日または後日郵送で受領

    費用の目安

    項目金額の目安
    受講料7,000円〜12,000円(税込)
    含まれるもの教材費、実技費用、修了証発行費など
    • 企業向けに出張講習を実施している教育機関もあります
    • 5名以上の申込で団体割引が適用される場合も

    よくある質問(FAQ)

    Q. 玉掛け技能講習とはどう違うのですか?

    A. 技能講習は資格取得のための法定教育ですが、
    能力向上教育は技能者向けのスキルアップ研修です。


    Q. 修了証に有効期限はありますか?

    A. 法的な有効期限はありませんが、3〜5年ごとの再受講が推奨されます。


    Q. オンラインでの受講はできますか?

    A. 座学部分をオンライン化している教育機関もありますが、実技が含まれるため原則対面受講です。


    まとめ|安全で確実な玉掛け作業には「向上教育」が不可欠

    吊り荷の落下、用具の破損、合図ミス──玉掛け作業のトラブルは、現場全体の安全と生産性に直結します。

    「玉掛け能力向上教育」は、現場での経験をさらに活かすための教育です。
    正しい判断力、確実な作業、安全意識を備えた「信頼される玉掛け作業者」を目指しましょう。」

    【LiveAirの場合】

    玉掛け能力向上教育とは?“資格取得後”の現場安全を強化するステップアップ研修

    クレーン作業において、荷の掛け外しや合図を担当する「玉掛け作業者」。
    この作業は、荷の安定性や周囲の安全に直接関わる非常に重要なポジションです。

    しかしながら、資格を取得しただけでは現場で必要な判断力や応用力は不十分な場合もあります。
    そのため、厚生労働省では定期的な「能力向上教育」を推奨しています。

    LiveAirでは、玉掛け業務の実務に即したオンライン能力向上教育を提供し、資格取得後のスキルアップと安全意識の定着を支援しています。


    ■ 対象者

    • 「玉掛け技能講習」修了後、現場で玉掛け作業を行っている方
    • クレーンやホイストによる吊り荷作業に従事する作業者
    • 元請・ゼネコンから「能力向上教育」の受講を求められている方
    • 指導的立場として、部下への玉掛け作業指導を行うリーダー職の方

    ■ 研修内容

    本研修では、玉掛け作業における「基礎知識の再確認」と「現場対応力の向上」を目的とし、以下のような内容を網羅的に学びます:

    主なカリキュラム:

    • 玉掛け作業に関する労働安全衛生法の基礎知識
    • 使用機材(ワイヤロープ・フック・シャックル等)の点検・選定方法
    • 荷の重心・形状に応じた正しい掛け方・吊り角度の計算
    • 合図方法と作業者間の連携・コミュニケーション
    • 過去の災害事例とその原因分析、未然防止策
    • 不安全行動の指摘と是正方法(指導者向け対応)

    ■ 受講の流れ(オンライン開催)

    1. 【お申し込み】日程のご相談・参加人数の確定
    2. 【案内文・申込フォーム】LiveAirが代行で作成
    3. 【教材発送】テキストを事前に郵送
    4. 【事前接続テスト】Zoom初心者もサポート対応
    5. 【研修実施】専門講師によるライブ配信形式の講義
    6. 【修了証発行】受講後、郵送にてお届け(再発行可)

    ■ 価格

    • 受講時間:4時間
    • 価格:9,800円(税抜/テキスト・送料込み)

    ※最少催行人数:15名〜(最大47名まで)
    ※日程のカスタマイズや団体申し込みも可能です。


    ■ よくある質問(FAQ)

    Q1. この教育は法的に必須ですか?
    → 義務ではありませんが、厚労省が推奨する「能力向上教育」の一環として、多くの企業で導入が進んでいます。

    Q2. 玉掛け技能講習とどう違いますか?
    → 技能講習は資格取得のための初期教育、能力向上教育は「現場実務に即した再教育・応用教育」です。

    Q3. オンラインで受講しても修了証は発行されますか?
    → はい。修了後、紙の修了証を郵送で発行いたします。再発行にも対応可能です。

    Q4. テキストの内容はカスタマイズできますか?
    → はい。企業の実際の作業内容に合わせてテキストの一部カスタマイズも可能です。


    お申し込み・ご相談はこちら

    玉掛け作業は、現場における「一瞬の判断」が安全を左右します。
    LiveAirの能力向上教育を通じて、現場力と安全マインドをさらに高めましょう。

    📞 TEL:072-943-0596
    📩 Mail:support@live-air.jp
    📍 〒581-0004 大阪府八尾市東本町3丁目6-10 たばこビル4F

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