リスクアセスメント対象物による労働者の健康障害防止のために、事業者が実施する具体的な対策を3つ、優先順位の高いものから順に挙げると、以下のとおりです。
1.有害性の低い物質への代替化
リスクアセスメント対象物よりも危険性・有害性の低い物質への代替を検討する。この際、SDSの内容をよく確認し、安易に有害性が確定していない化学物質に代替しないようにする。
2.衛生工学的対策(機械設備等の密閉化、局所排気装置の設置等)
有害な化学物質の拡散を抑制するために、機械設備等の密閉化、有害物質を取り扱う場所を隔離する、湿式化による発じん抑制等の対策を講じる。ロボットによる自動化なども有効である。
3.管理的対策(作業方法の改善、保護具の使用等)
作業者の作業位置の変更、作業時間の短縮、作業手順の変更など、作業方法を改善する。これらの対策が難しい場合は、適切な保護具(呼吸用保護具、保護衣、保護手袋、保護めがね等)を作業者に着用させる。
上記は、あくまで一般的な優先順位であり、具体的な状況に応じて、適切な対策を講じる必要があります。8 また、事業者は、これらの対策を講じてもなお労働災害が発生する可能性があることを認識し、災害発生時の応急措置についても準備しておく必要があります。
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